私は大学卒業後、東京と仙台で商社に勤務しておりましたが、自分が納得できる商品を直接ユーザーに届けたいとの思いから、2015年に当社に入社いたしました。入社当初は、職人の世界に馴染むまで時間がかかりましたが、数年の経験を通じて、商社時代の知見を活かし、赤字経営を黒字に転換することができました。

当社は1994年の創業以来、ビニールカーテンやテントの製造・販売、看板制作、地鎮祭テント設営など多岐にわたる事業を展開し、皆さまのお力添えにより成長を遂げてまいりました。創業から続けてきた「適正価格と迅速な対応」は、当社ならではの特長としてお客様にご評価いただいております。

令和の時代を迎え、市場環境は人手不足や物価高騰、円安、生成AIの台頭など、ますます複雑化しております。また、国内市場は縮小する一方で、アジアやアフリカでは人口が増加しており、世界規模での新たな需要が生まれています。

こうした変化を受け、2025年には東京に営業所を新設し、より多くのお客様に迅速に対応できる体制を整えてまいります。既存事業の質の向上と規模の拡大を図りながら、新たなビジネスにも挑戦し、お客様の満足と社会貢献の両立を目指して進んでいきます。

当社のビニールカーテンは、空調効率を高めることで脱炭素に貢献し、電力消費を抑えるソリューションとして、今後ますます需要が高まると考えております。社会課題の解決と売上の拡大を両立し、地域と世界に貢献する企業であり続けたいと考えております。

「ものづくりで人々を幸せに」を理念に、地域社会や環境に寄り添い、適正な価格と機動力で喜びと安心を提供することを目指しています。2050年までに100億円企業を目指して邁進してまいります。今後とも皆さまの温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。